上海紫竹科学園区企業誘致が大進展
2005-05-26 373

2005年4月20日、上海紫竹科学園区に設立した投資総額US$10億、登録資本金US$3.34億の上海力芯集積回路製造有限公司は国務院の審査に合格した。これは今年国務院が審査した最大の集積回路の会社であり、今まで園区に決めた最大のプロジェクトでもある。

上海力芯集積回路製造有限公司(Shanghai Powerchip Integration Manufacturing Corporation)はBCD半導体製造会社(BCD Semiconductor Manufacturing Ltd.)が紫竹科学園区に設立した独資会社である。当社は効率、アナログとアナログ・デジタル集積回路製品の研究開発センターと前工程、後工程生産ラインを造り、8インチ0.25ミクロンのアナログ及びアナログ・デジタル集積回路チップを毎月60000枚生産し、月に10億個(SOP8)をアセンブリする生産能力を持つ。その他アナログ及びアナログ・デジタル集積回路、電源管理、効率駆動及び効率部品等の研究開発と生産、代表製品は電源管理回路、電源制御回路、モーター駆動回路及び開閉制限回路などを含む。

上海力芯集積回路製造有限公司は国が推進している集積回路産業に従事して、当該8インチ0.25ミクロン集積回路は国家奨励産業である。2003年全世界の半導体製品はUS$1700億で、国内は2000億人民元を超えた。中国製の集積回路は国内市場の占有率が10%もなく、世界では2~3%しか占めていない。国内市場を満たすために毎年大量に輸入しているので、本プロジェクトは将来性がある。その他、BCD半導体製造会社は上海に六インチのアナログチップ生産ラインを造ってあるので、中国の市場及び投資環境をよく知っている。当該プロジェクトが稼動したら、年間売上はUS$12億を超え、平均利益はUS$2.6億を超える見込みである。

当該プロジェクトは園区が上海市の「科教興市」及び「二つ優先発展」政策を実行する重要なステップであり、園区を上海及び全国の産業育成拠点に建設することが推進できる。