エクソンモービル・上海R&Dセンターの拡張工事が着工エクソンモービル・上海R&Dセンターの拡張工事が着工
2017-02-19 574

2017年2月17日、紫竹ハイテクパークに立地している、エクソンモービル・上海R&Dセンターの拡張工事が着工した。エクソンモービル社の管理者、高性能ポリマー&潤滑油事業の得意先代表者、上海市閔行区政府及びハイテクパーク関係部門の幹部達が着工式に出席した。

同社による一流の研究開発施設を建設するのは、アジア地域、特に中国市場での急成長の需要に応えることで、同社による、世界中で化学工業及び潤滑技術サポートにおいて戦略的施策の一環でもある。拡張プロジェクトは、1千万ドル超の資金投入とし、2018年初完成の予定。

拡張プロジェクトが完成したら、同社は最もプロの設備を整備することにより、自動車や工業設備の大手メーカーなどとの深い協業ができるようになり、包装、自動車、建築及び消費品などの分野でのイノベーションにおいて、同社トップレベルの技術実力を示せると見込む。

エクソンモービル社は、世界最大のエネルギー上場企業で、先進的技術の活用とイノベーションを起こし、増え続ける世界のエネルギー需要を満たす。同社は、業界をリードするエネルギー資源を持ち、世界最大の石油精製業者と石油製品販売会社の1つで、傘下の化学工業会社も世界上位。

同センターは、2011年に紫竹ハイテクパークにて竣工し、営業を開始した。同センターは、敷地面積27000 m2で、先進的な実験室用分析やテスト機器のほか、押出成形、射出成型、プロファイル押出やブレンド加工などの生産用製品加工設備もそろえ、タイヤーのテスト能力も備えている。近未来、先端の七層流延フィルム設備を増設する計画である。同センターは、技術サービス、専門知識、協力計画、トレーニング&マーケティングサポートを統合し、エクソンモービル社の潤滑油事業にサポートを行うとともに、顧客にカスタマイズド新しい潤滑ソリューションを提供する予定である。