上海閔行に立脚、協同発展による新境地開拓 上海紫竹ハイテク区・海安ハイテク区の協力協定調印式が開催
2025-09-10 6

2025年9月9日午前、上海紫竹ハイテク開発区と海安ハイテク開発区の協力協定調印式が紫竹ハイテク開発区で行われました。

上海紫竹ハイテク開発区は上海市が注力して育成している科学技術イノベーションの拠点であり、民営経済が主体となっている全国唯一の国家級ハイテク開発区としても知られており、マイクロソフトやインテルなど世界トップ500社の研究開発拠点や有力テクノロジー本土系企業が数多く集まっています。海安ハイテク開発区は、南通海安市の経済発展とテクノロジー革新の主舞台として、総合実力が江蘇省の省級ハイテク開発区においてトップクラスに浮上しており、長江以北で工業製品売上高が1000億元を超えた初の省級ハイテク開発区として誇っています。

このほどの両者協力は、「大学・地域連携+産業・革新融合+孵化・投資連動」という「双高」(国家級ハイテク区+省級ハイテク区)地域協同発展の新たなモデルを革新的に構築した。当該モデルは、「双基」(基地+基金)、「双化」(孵化+産業化)、「双方向」(紫竹区、海安市)という三次元を基軸に推進されていきます。これは、上海紫竹ハイテク開発区にとって初となる省級ハイテク開発区との地域間連携であるとともに、孵化から投資、産業化までを一貫した双方向協力モデルを初めて導入した取り組みでもあります。また、両地域間協力を起点として協同発展の新境地を切り拓き、長江デルタ地域のより高質な一体化発展に向けた新たな探求を共に起動したことを意味します。

中国工業情報化部トーチハイテク産業開発センター副主任の李有平;南通市委員会副書記・市長の張彤、南通市政府党組員・秘書長の丁鋒、海安市委員会書記の譚真、海安市委員会副書記・市長の趙男男、海安市委員会常務委員、ハイテク開発区党工委書記の楊江華、海安市委員会常務委員・副市長の夏衛軍;上海市閔行区委員会副書記・区長・紫竹ハイテク開発区管理委員会主任の呉強、閔行区副区長・紫竹ハイテク開発区管理委員会副主任の張賢;上海交通大学党委員会常務委員・常務副学長の奚立峰、先進産業技術研究院院長の盛鑫軍;上海紫竹ハイテク開発区董事長・総経理の沈雯、常務副総経理の夏光などの関係者が式に出席しました。両地域の官庁、大学、産業団地の関係者ならびに企業家の代表者が一堂に会し、この重要な瞬間に立ち会いました。

呉強区長は閔行区と紫竹ハイテク開発区を代表して挨拶しました。彼はこう述べました。閔行区と南通市はいずれも長江デルタ地域の中核を成す地域であり、経済、ビジネス、文化などの分野において広範な交流・協力の基盤と天然的な優位を有しています。紫竹ハイテク開発区と海安ハイテク開発区との間における協力協定の締結は、長江デルタ地域のハイテク区同士間で「革新共同体を構築、テクノロジー・産業の深度ある融合を促進する』という要求を生き生きと実践したものであると同時に、紫竹区が上海閔行区に根ざしながら、国家戦略に資し、発展の空間を広げ、革新のエコシステムを最適化する新たな模索でもあります。閔行区は南通市と手を携えて同じ方向に向かい前進し、「プラットフォーム共創、産業チェーン共有、エコシステム共有」を目標に、協力メカニズムを更に充実させ、コミュニケーション交流を強化し、両ハイテク区間の協力発展をより強力に支援し、両地域の発展を新たな高みへと押し上げていきましょう!

張彤市長はこう述べました。近年南通市は長江デルタ一体化の好機を捉え、牽引役となった上海市への支援を徹底し、「五つのセンター」とした上海の経済波及効果を積極的に受け入れ、質の高い発展への歩みを絶えず加速させてきました。海安市は南通経済発展の「先鋒」として役割を果たしており、同市のハイテク区は革新駆動型発展の重要な原動力となっています。本日、海安ハイテク区と紫竹ハイテク区との間における協力協定の締結は、上海・南通両地域で長江デルタ一体化発展の国家戦略を全面的に実施する具体的行動であると同時に、テクノロジー革新と産業革新の深度ある融合を協同で推進する生き生きとした実践でもあります。南通市は両ハイテク区の戦略的協力を全面的に支援し、長江デルタ一体化発展戦略を共に活かしながら、新質生産力を共に発展させ、輝く未来像を共に創出して迎えてきます!

その後、出席者全員で上海紫竹ハイテク区の宣伝ムービーを視聴。海安ハイテク区から、「茉莉花が満開した長江デルタ」「陌上の花が咲き香る庭園」「太陽に向かう花々満開の紫海路」という三つの情景を切り口に、同ハイテク区の交通利便性、産業特徴、革新プラットフォーム、ビジネス環境、及び将来構想などについて説明して頂きました。

出席した関係者の立会いの下、盛大な拍手の中、上海紫竹ハイテク開発区と海安ハイテク開発区は戦略的連携枠組協定を締結、海安ハイテク開発区科創園と上海紫竹創業孵化器(起業支援機関)はそれぞれ海安(紫竹)協同孵化センターと紫竹(海安)産業化拠点運営に関する特別協力協定2件を締結、これらによって「1+2」の協力協定体系が整いました。

調印式で、双方立会いのもと海安(紫竹)協同孵化センターと紫竹(海安)産業化拠点の除幕式を行いました。共同で立ち上げた海安紫竹株式投資ファンドは主に、上海交通大学の概念実証センター技術産業化プラットフォームと連携し、半導体、商業宇宙開発、新素材・新エネルギー、人工知能などのハイテクプロジェクトに資金を提供します。

続いて、協同孵化センターへの第1陣入居企業の代表となる上海境騰信息科技有限公司CEOの張力と、海安市企業家代表である威爾曼(上海)閔行公司董事長の周世杰が交流して発言を行いました。企業家2人とも誠実な言葉で、プラットフォーム構築と政策設計により企業への支援、革新への賦活などの面で企業にもたらした発展に繋がる活況を語りました。

最後に、李有平副主任は両ハイテク区の協力協定調印を祝うと共に、こう述べました。国家級ハイテク開発区の地域間を跨いだ協力と協同革新を推進することは、国家地域発展戦略の徹底、マクロ経済ガバナンスシステムの健全化、新たな発展構造の構築と高質発展の推進に繋がる重要な措置であり、トーチセンターはこれまで通り紫竹ハイテク区と海安ハイテク区の革新発展を支援していきます。双方が今回の調印を新たな出発点として、優位補完を強化し、各自の条件を踏まえた合理的な分業と最適化された発展の道を歩み、互恵・ウィンウィンの新たな構造を形成することを期待。資源共有を強化し、産業革新、要素共有、制度革新において協力を深化させ、ハイエンド設備、新エネルギー・スマート電力系統、新素材などの分野に焦点を当て、「飛び地実験室」「遠隔地孵化器」を共創し、「上海で研究開発、海安で産業化」という双方向飛び地仕組みを実施することを期待。経路の探索を強化し、産業チェーンとサプライチェーンの相互接続、要素資源の配置合理化などを推進する面でハイライトを創出し、特色を形成し、複製・普及可能な経験をまとめ、実質的、深遠的、効果的に協力を進め、地域間を跨ぐ協同革新の「ハイテクモデル」となることを期待します。

調印式は盛大な拍手の中で円満に幕を閉じました。双方は今回の協力協定調印を機に、緊密に手を携え、互いに向かって歩み、国家級ハイテク開発区の高質発展と長江デルタ一体化発展に新たなより大きな貢献を果たしようと期待を示しました。

調印式を前に、参加者たちは上海紫竹ハイテク開発区展示ホール及び紫竹孵化器(起業支援機関)を見学しました。