2025年5月18日、上海交通大学医学部附属瑞金病院閔行分院の建設工事が着工、閔行区に新たな「大三甲(トップクラス総合病院)」が進出。瑞金病院閔行分院は大零号湾地域に位置し、世界をリードするモデル的な研究型病院として建設することを目指しています。
楊振斌、丁奎嶺、林忠欽、陸方舟、呉強、銭旭紅、江帆、沈雯、可暁林、李陽、趙昕、寧光、胡偉国、呉宏、夏光が共に瑞金病院閔行分院の起工ボタンを押下
瑞金病院閔行分院は大零号湾地域に立地し、その開設により地域の医療構造が最適化され、世界トップクラスの「テクノロジー革新ベイエリア」である大零号湾への統合の中で、バイオ医薬品の革新研究・産業化を加速させ、世界をリードするモデル的な研究型病院として建設することを目指しています。
瑞金病院閔行分院プロジェクトの敷地は、閔行区「大零号湾」テクノロジー革新の策源地であるMHC11102ユニット04A-13A区画に位置し、北は紫龍路、南は紫鳳路、西は老蒋家港、東は龍呉路に面しています。総建築面積約12.7万㎡、敷地面積は55,546㎡(うち地上83,375㎡、地下43,975㎡)、建築高さ81.1mで、医療コンプレックスには外来・救急センター、医療総合棟、臨床研究棟が含まれ、病床数は500床です。
病院竣工後、「上海申康病院発展センター市級病院体系」に組み込まれて統合的に管理され、上海交通大学医学院附属瑞金病院の非独立法人分院として瑞金病院と統合的に管理・運営されることになっています。
「『健康上海2030』計画綱要」は、2030年までに世界的な影響力を持つ健康テクノロジーイノベーション拠点および世界的な健康都市のモデルとしての上海市まちづくり目標を掲示しています。上海市の「大零号湾」構想に応え、百年の底力と高い医療水準を誇る大型公立病院である瑞金病院は『第14次5ヶ年計画』 における高質発展の方針のもと、閔行区政府、上海交通大学、上海紫竹ハイテク開発区と手を携え、「開放融合、未来志向」という建設目標を掲げ、「大零号湾」の産業・学術資源を活用し、未来型病院の在り方を牽引役に、医療機器の研究開発を中核とし、高水準人材と医療ニーズ、先端的臨床医学研究、バイオ医薬の研究実用化などに重点を置き、瑞金病院閔行分院を、産学融合、医工連携、研究成果の事業化、産業の相互補完を実現し、医療機器の研究開発・革新を核心とするハイレベルな研究型病院を目指し、瑞金医院閔行分院の建設に着工しました。
瑞金病院院長、中国工程院アカデミー会員の寧光は「人類と自然の調和、テクノロジーと生命の対話、医学と健康の融合、技術と疾病の共存」という「未来医療」を成就させる閔行分院の美しき光景を展望しました。
同氏は次のように述べました。瑞金病院閔行分院は「生命複合体、健康応接間」という未来病院の新たな実践であり、竣工後の閔行分院は、「大零号湾」の「健康センター」として鍛え上げ、全分野を横断した「中国モデル」として樹立、バイオ医薬品の「臨床推進器」として構築するという三つの歴史的使命を担います。
上海交通大学医学部党委員会書記の江帆は次のように述べました。瑞金病院閔行分院は、交通大学医学部のブランドと瑞金病院の品質を上海郊外の都市部の衛生健康事業に届ける重要なプロジェクトであり、堅固な後ろ盾としての医学部は閔行分院の建設と瑞金病院の高質発展を全面的に支援し、閔行分院が必ずや瑞金病院のために「アジア一流のモデル」として樹立し、世界一流の大学・一流の医学教育現場として構築、そして「健康中国」、「健康上海」に資し、世界トップクラスの「テクノロジー革新ベイエリア」の一つを目指した「大零号湾」のまちづくりに向けた確固たる基盤になることを確信しています。
閔行区委員会副書記、代理区長の呉強は挨拶の中で次のように述べました。閔行区は常に高水準の医療資源の導入を民生保障と改善の重要な措置としており、瑞金病院は医療・教育・科学研究などの分野で顕著な成果を上げており、閔行分院プロジェクトの実現により、閔行区の地域医療資源レイアウトが効果的に最適化され、閔行南部の新たなチャームポイントとなるでしょう。そして「これを基盤とし、関係各方面がさらに優位資源を統合し、協同協力を深化させ、共に医療機器産業の新先進地づくりに取り込み、閔行区の地域経済及び社会発展に新たな原動力を注入するよう」と期待を示しました。
上海交通大学学長、中国科学院アカデミー会員の丁奎嶺は次のように述べました。本学閔行キャンパス近郊に高度な研究型病院を整備することは、本学関係者一同の長年の念願でありました。上海交通大学は瑞金病院閔行分院の建設を今後とも強力に支援し、これを機に『産学研医』協同イノベーションを推進し、世界的な影響力を持つイノベーションベイエリア及びタレントハブを目指し、大きな力を注いでまいります。
『Rui Surgery』計画が同時に発表された。会場では、5G遠隔超音波スキャン検査により、医師が千里離れた遠方にあるロボットアームを操縦し、リアルタイムで患者に超音波スキャンを実施し、診断書を発行する様子が見られました。これにより、超音波医師のリソース不足と過負荷作業の問題が効果的に解決され、優れた医療資源の地方部への普及と遠隔医療を実現しました。
これに先立つ4月22日、瑞金病院の専門医らは、病院の講堂内に設置された2台の「総合制御装置」を介し、福建省三明市、雲南省迪慶市、江西省瑞金市、海南省博鳌市、上海市嘉定区という5地域の病院に同時接続し、膵臓、肝胆、泌尿器、胃腸など計6件の高難度手術を遠隔で次々と実施しました。「RUI Surgery」の理念と公立病院の優れた医療資源を、より広範な地域に普及させました。
式典当日には、国産革新的医療機器展も開催されました。会場で展示された艾普強陽子治療システム模型、術鋭ロボット、低侵襲ロボット、リハビリ外骨格ロボット、5G遠隔超音波スキャン、非侵襲血糖計、3Dプリント、澳華内鏡・東軟模型などの革新的機器が大きな注目を集めました。瑞金病院は「工場を病院に移す」という理念を貫き、病院企業の融合、医工連携などの方法で国産医療機器の研究開発を絶えずに推進し、国産陽子装置、手術ロボット、高級画像診断装置などの最先端分野で多くの成果を上げ、革新的医療機器の医学研究・産業化を、サプライチェーンから産業クラスターへの発展に寄与しています。「今後とも、瑞金病院は『大零号湾』テクノロジー革新の策源地機能区における国産医療機器の研究開発・生産能力向上を継続的に支援し、高水準研究型病院づくりの新たなベンチマークを樹立しましょう。」と、瑞金病院党委員会書記の胡偉国は述べました。
瑞金病院世界家庭医デー大型医療相談イベントが同時開催され、瑞金病院の多くの診療科の専門医が集結し、「大零号湾」地域の住民に、「自宅のすぐそば」で優れた医療サービスを提供しました。