韓正市長が紫竹科学園区視察 ―モデル効果を発揮、「科教興市」戦略を実行
2006-08-02 882

2006年6月20日、上海市市長韓正をはじめ市委員会常務委員・副市長周禹鵬、副市長厳隽琪方々が上海紫竹科学園区を視察した。上海市の「科教興市」戦略を如何に推進するかを検討した。

韓正市長ご一行はインテルアジア太平洋エリア研究開発センター、マイクロソフトアジア工程院、ヒンジソフト、紫竹テクノロジー展示センター、紫竹テクノロジーサービスセンター及び紫竹大学生・教師創業サービスセンターを視察して、企業の研究開発及び大学生の創業現状を聞いた。閔行区区長陳靖、園区董事長沈雯が同行した。インテルが開発した電子サインできるマウスは皆の視線を集めた。ヒンジソフトの製品が公共交通分野で幅広く応用され、マイクロソフトはデジタル娯楽技術、移動技術などについて研究開発している。

それから、韓正市長ご一行は園区の会議室で懇談会を行った。厳隽琪副市長は会議を主催して、閔行区区長陳靖、園区董事長沈雯、交通大学の校長謝縄武、華東師範大学共産党委員会書記張済順がそれぞれ仕事を報告した。

報告を聞いた後、韓正市長は下記のように話した。

韓正市長は上海紫竹科学園区の運営システムの先進性と建設成果を高く評価した。短い四年間、紫竹園区を未開発の土地から国内外の著名ハイテク企業の集積地に建設して、人文、生態、科学技術の特徴が現れ、建設スピードが速かったと述べた。

先日の全国科学技術大会の主旨に依り、上海は自主的なイノベーションをする目標、方針及び主な役割を明確して、「36条」という優遇政策を発表したと韓正市長が述べた。これから仕事の重点は如何に実行することである。「政策を研究するとき政策の作成を重視して実行不足、政策を実行するとき表面を重視して具体的な仕事を無視する」等の傾向が注意すべき。

ハイテクパークは創業の舞台であるので、モデル効果を発揮させなければならないと韓正市長が強調した。機能の面で研究開発を強調して産学研を推進する。科学技術の産業化の面で、関連産業の発展を促進できる技術を選ぶ。管理体制の面で、政府が管理する創業基地になること。ハイテクパークの政策はこれからもっと開放的になり、企画するとき余裕を考えて、優れた人材をなるべく確保すると強調した。
最後に、市政府は全力的に紫竹科学園区の発展を支持して、園区が上海「科教興市」戦略の実行ベース及び自主的創業の舞台になり、一日でも早く上海の発展を推進できる重要なエリアに建設すると韓市長が強調した。