微軟(マイクロソフト)亜太科技有限公司、紫竹国家ハイテクパークにて設立
2014-09-15 559

2014年9月15日、微軟亜太科技有限公司の設立式典は、紫竹国家ハイテク区で盛大に行われた。これは、マイクロソフトが中国で、2014年初からWindowsAzureパブリッククラウドサービスの運営を世紀互聯(世紀互聯数据中心有限会社)に委託したことや、Office 365というパブリッククラウドサービスを正式に中国で提供し始めたことに続き、中国クラウドコンピューティング分野での革新及び事業のクロスドメイン展開において、もうひとつ重要な措置である。

上海市経済及び情報化委員会副主任の马静氏、上海市閔行区区長の赵祝平氏、副区長の张国坤氏、紫竹国家ハイテクパーク代表取締役社長の沈雯氏、マイクロソフト社グローバル執行副社長のScott Guthrie氏、マイクロソフト社グローバルシニア副社長のS. Somasegar氏、マイクロソフト社アジア太平洋研究開発グループCOO兼微軟亜太科技有限公司取締役社長の申元庆氏、及び金融、通信、製造、エネルギー、交通など数多くの産業分野の協力企業の代表らが、新会社の設立式典に出席し、ともに「モバイル産業がリード、クラウド産業がリード」との時代において、情報化のトレンドや中国の産業革新による新しいチャンスをテーマに検討した。また、参加者は、マイクロソフトアジア太平洋研究開発グループとそのパートナー、マイクロソフト開放技術有限会社のほかに、マイクロソフトベンチャーキャピタル企業インキュベーターの草創企業各社が、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、スマートシティー、ユビキタスネットワーク、人工知能などの分野において提供している最新技術、サービス及びソリューションも見学した。

米マイクロソフト社の100%子会社として微軟亜太科技有限公司(新会社)は、マイクロソフト社のクラウド・コンピューティング部門と企業部門の中国人チームを中心に、マイクロソフト・クラウドOSのグローバルR&Dに専念する。その内、MicrosoftAzure、WindowsServer、SQL Serverの決済プラットフォーム及び開発ツールなどが含まれる。また、新会社は、マイクロソフト社とローカル産業の提携、ローカル市場へのサービス提供、及び人材育成を促し、世界と中国のクラウド産業の革新に手を貸す。新会社は、登録資本金7.33億人民幣で、マイクロソフト開放技術(上海)有限会社に続き、マイクロソフト社が紫竹国家ハイテクパーク内にて設立したもう1社の独立法人企業であり、マイクロソフト社「中国に定着、中国にサービス提供、中国の情報化支援、中国と共に成長」という決意の現れともなる。

マイクロソフト社の紫竹国家ハイテクパークに根を下ろす結果、もっと多くの関連会社の入居に拍車をかけるようにになる。これは、紫竹国家ハイテクパークのインターネット産業生態系をよく作り上げ、ハイテクパークのイノベーション環境構築、ハイテクパークの経済発展促進及びイメージアップには重要な意味を持つ。